エピソード

  • 2026 小満 | 思い通りにいかない日こそ
    2026/05/31

    【おたより本文】

     

    草木がすくすくと成長し、命が満ち始める季節です。

     

    ​ここ最近の奥出雲は日中暑いくらいで、寒さが苦手な私には待ちに待った季節でした。ところが昨日の朝、気温が3.5度まで急降下。畑に定植したばかりのキュウリが、3分の1ほど「寒さ焼け」をしてしまいました。

     

    ​がっくりしながらも、ひと息つこうと木陰に腰をおろす。すると、足元の草花がただ静かに風に揺られているのが目に入り、なんだか見入ったまま動けなくなってしまいました。

     

    ​思い通りにいかない日もありますが、この美しい自然の中で、残ったキュウリの生きる力を信じてまた見守っていきます。

     

    ​今回のお野菜も、奥出雲の激しい寒暖差をたくましく乗り越えて育った子たちです。初夏の爽やかな気配を、食卓で楽しんでいただけますように。

     

    ぴたごらファーム

    古川恭祐

     

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    落語心中

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    11 分
  • 2026 立夏 | 足元の豊かな食料庫
    2026/05/17

    【おたより本文】

     

    ​奥出雲の山々も新緑に覆われ、夏の気配を感じます。

     

    ​この時期は畑だけでなく、野山からの「いただきもの」が食卓を彩る季節。タケノコやヨモギ、フキにセリ。かつて暮らしを支えた山の恵みも、ただ草刈りの対象になることが増えました。でも、少し目を向ければそこは豊かな食料庫。

    ​ 

    採ってきたタケノコは、皮を剥くと意外と食べられる部分が少なかったり、ヨモギも天日干しをしないと保存できなかったり。自然の恵みは手間がかかりますが、「タケノコ天」や「セリ鍋」、翡翠(ひすい)色に輝く「フキの煮物」の力強い美味しさは格別です。

     ​

    忙しい日々の中、足元の草花にふと足を止め、眺める心の余白を大切にしたいものです。

     

    ​今回のお野菜も、初夏へ向かう力強い命が宿った子たちです。爽やかな季節の訪れを、食卓で楽しんでいただけますように。

     

    ぴたごらファーム

    古川恭祐

     

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    12 分
  • 2026 穀雨 | 自分の中にいる大切な人
    2026/04/20

    【おたより本文】


    ​暦は「穀雨」。時折の雨に連れて、奥出雲の景色もどんどん春の色を濃くしています。


    ​田んぼに水が入り、カエルたちの大合唱が一斉に始まりました。畔に咲くタンポポをしゃがんで見つめていると、毎年変わらずに巡ってくるこの季節の営みが、ただただありがたく思えます。特別なことがなくても、毎日のごはん、元気に動いてくれる自分の体まで、奥出雲での暮らしをゆっくりと噛みしめています。


    ​農作業の目安となる「自然ごよみ」。桜が咲いてジャガイモの植え付けを終え、次は山の藤の花が咲く合図を待ってカボチャの種まきです。

     

    手元のカレンダーで予定を組みつつも、花々が教えてくれる季節の合図に合わせて土に触れる。自然と歩幅を合わせるこんな日々が、とても心地よく感じられます。

     

    ​今回のお野菜も、春の雨と奥出雲の土が育てた元気な子たちです。皆様の食卓でも、日々の暮らしを優しく支える力となりますように。

    ぴたごらファーム

    古川恭祐

     

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    春のつながリッスン2026

    4/20

    ●沈まぬまくら

    ●jkondoの朝の散歩

    4/21

    ●盆踊るトーク

    4/22

    ●下れない非常階段

    ●手なり馬なり声日記

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    16 分
  • 2026 清明 | 初ビデオポッドキャスト
    2026/04/05

    【おたより本文】

     

    すべてのものが生き生きと清らかに見える、「清明」の季節になりました。


    療養を経て、ようやく本格的に外に出て、畑の上に立てるようになりました。久しぶりに鍬を土につけると、「はじまるぞー」と気持ちがザワザワします。春の光の季節。目覚めた野菜たちがぐんぐんきてます。

     

    ​じゃがいもの畝を用意していたところ、収穫カゴを持ったお嫁さんが現れて、今晩のごはんになる菜の花をささっと摘んでいきました。

     

    前回はベッドの上からでしたが改めて、体を思いっきり動かせる喜びと、この豊かな奥出雲の土地をありがたく感じています。


    ​今回お届けするお野菜にも、そんな春のエネルギーがぎゅっと詰まっています。​新生活が始まり、何かと慌ただしい時期かと思います。この春の味覚が皆さまの元気を後押しできますように。

     

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    古川恭祐

     

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    9 分
  • 2026 春分 | 「治る力」を信じるアトピー療養
    2026/03/23

    【おたより本文】

     

    こんにちは。ぴたごらファームの古川恭祐です。

    ​前回の「啓蟄」の時期は、少しお休みをいただき、アトピーの療養のために鳥取県の三朝温泉へ湯治に行ってきました。これを機に薬で症状を抑えるのをやめて、自分の身体が本来持っている「治る力」を信じてみようと決心したのです。

    ​温泉から戻ると、身体の中に溜まっていたものを外に出そうとする好転反応が始まりました。当初は3日程度で落ち着くつもりが、なんと2週間以上もベッドの生活になりました。

    ​その間、家事から僕の世話まで全てを引き受けてくれたうちのお嫁さんには感謝しかありませんね。

    布団の中で「人間の身体も自然栽培と同じだな」と気づきました。無理にコントロールしようとせず、信じて待つ。それは僕らが畑の野菜にしていることそのものでした。

    ​ようやく家の中なら少し歩けるようになり、窓の向こうで揺れる菜の花がいつも以上に力強く見えます。今回はそんな春の生命力をおすそ分けしたくて、菜の花をお入れしました。ほろ苦い春の味を、どうぞお楽しみください。

     

    ぴたごらファーム

    古川恭祐

     

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    今回はご紹介したポッドキャスト番組

    「ガサガサのコース」

    https://listen.style/p/gasagasanokosu?QqGwsiUH

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    9 分
  • 2026 雨水 | 春の種まきはまだ早い
    2026/02/18

    【おたより本文】

    田畑を覆っていた雪も、雲の切れ間から日差しがのぞくと溶け始め、なんとか畑に入れるようになりました。

    ​暦は「雨水(うすい)」。

    降るものが雪から雨に変わりゆく季節です。

    ​ここ数年は、結果から見ると春の種まきが勇み足になってしまっているので、「まだ早い、まだ早い」と自分に言い聞かせているところですが……。土が見えると、やはり気がはやりますね(笑)。

    冬仕事の「かき餅」作りもようやく終わり、今はじっと土の温度が上がるのを待つ時間。

    だいこん、かぶ、にんじん、ケール、、、冬を越えた今だけの滋味深い味わいをお届けいたします。

    特にケールは、細かく刻んでチャーハンに混ぜたり、油で炒めたり。「苦味」ではなく「旨味」として楽しんでいただけると思います。

    もう少しゆっくりしていたい気もする季節の変わり目、体調をくずさぬようご自愛ください。

    ぴたごらファーム

    古川恭祐

     

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    9 分
  • 2026 立春 | 味噌仕込みの季節
    2026/02/02

    【おたより本文】

     

    寒中のお味噌仕込みも、おかげさまで滞りなく進んでいます。ふと外を見ると、先週の寒波で、あたりは凹凸が目立たない平らで真っ白な景色になっていました。

    ​雪が音も形もすべて吸い込んでくれて、心の中までシーンとなるあの感じ。

    そう思うと、立春のこの時期は新しいことを始めるのに一番ふさわしいタイミングのように思えてきます。

    文字通り、白紙から。

     

    ​雪の下でじっと耐えている野菜たちや、家の中で出番を待つ春野菜の種。

    そんな彼らの姿と重なるように、年末年始に描いたイメージが、私の中でもゆっくりと動き出すのを感じます。

    ​みなさまはどんな気持ちで春を迎えておられますか?

     

    ​お届けする野菜セットも、最近はそんな「春の種」であるお豆が主役です。

    じっくり煮込んだお豆料理で、ほっこりしていただけると幸いです。

    ぴたごらファーム

    古川恭祐

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    ●下れない非常階段

    ●恋と闇、時々こじらせ。

    ●ピョン吉の航星日誌

    ●技術者かねまるの「プラントライフ」

    ●ハジメテアロマ

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    14 分
  • 2026 大寒 | お嫁さんとのこたつ時間
    2026/01/20

    <注>奥出雲バンドフェスティバル2026は寒波のため中止になりました(残念)

     

    【おたより本文】

    10年に一度の寒波などと天気予報に追い立てられて、近くの「延命水」を汲みに行ってきました。手を入れると指先がジンとするほどの冷たさですが、その分、透明度は格別です。寒さの苦手な私にとっては、お守りのよう。どんな大雪にも耐えられるような気持ちにさせてくれます。

    ひと仕事終えたあと、こたつでのほっこり時間のお供は、今季美味しく仕上がった干し柿。お皿の上に残ったヘタ2つ、なんだか仲良くしているように見えました。

    ここ奥出雲から、寒さに負けない「延命」のパワーを皆様へも送ります。どうぞ温かくしてお過ごしください。

     

    ぴたごらファーム

    古川恭祐

     

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    ● 2026/01/25(日)

    奥出雲町バンドフェスティバル2026

    ​日時: 1月25日(日) 13:00開演(入場無料)

    ​場所: 横田コミュニティセンター

    ​出演: ハートフルウインズおくいずも(テナーサックス)

     

    ●カフネ (阿部暁子)

     

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    9 分