エピソード

  • #13 ポップコーンムービーは吹き替えで
    2026/06/03

    第13回目のマインドバックパッキング。
    映画は字幕派?吹き替え派?映画の「翻訳スタイル」に眠る文化の地層。
    久しぶりに訪れた地方の映画館での気づきからスタート。 たまたま吹き替え版で観たスター・ウォーズの新作『マンダロリアン&グローグー』。そこで気づいたのは、大人になるにつれて、いつの間にか字幕至上主義になっていた自分。吹き替えだからこそ、役者の表情や映像の隅々まで集中できる良さがそこにはありました。そこから思考の旅は、世界のユニークな「吹き替えスタイル」の深掘りへ。

    • 1930年代ハリウッド、スペイン語対応に対する狂気的な力技。
    • ポーランドの独特すぎる「レクター」文化。
    • ヨーロッパを真っ二つに分ける「吹き替え大国」と「字幕大国」の境界線。その背景にある、ファシズム政権による検閲の歴史や市場規模のリアル。


    ポップコーン最高!

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    14 分
  • #12 過去との接続点が失われる前に
    2026/05/27

    第12回のマインドバックパッキング。

    町田が見つけた、地元の街中に潜む「懐かしさのトラップ」。 誰もいないショッピングモールの階、放置された遊具、突如として訪れる地元のスーパーやデパートの閉店……。過去との接続点がばっさりと消えていくような激しい喪失感ともどかしさ。

    そんな、胸がざわつくような「懐かしさと不気味さ」の正体を調べていくうちに、ひとつの言葉に突き当たりました。それが「リミナルスペース(境界の空間)」。

    本来は人がいるはずの場所に誰もいない違和感。現実から切り離されたような、心地よくも危うい「ソフトドラッグ感」。そして話は、「人間も年齢を重ねるごとに、純度の高いリミナルスペースになっていくのではないか?」という着地点へ……。

    懐かしさの沼にどっぷり浸かりすぎぬよう、今週も思考の旅へ一緒に出かけましょう。


    • ​地方は「懐かしくさせてくるもの」が溢れすぎ問題
    • ​寿命間近の“過去との接続点”と、場所の死に目に合う切なさ
    • ​知っておきたい「リミナルスペース」4つの特徴
    • ​歳をとるということは、出会いと別れを見送る「通過点」になること?町田ヒロチカのMind Backpackingは毎週水曜18:00頃更新。
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    14 分
  • #11 七輪の夏
    2026/05/20

    第11回目のマインドバックパッキング。

    梅雨をすっ飛ばして夏が来た5月の弘前。古民家の蔵を整理していた町田ヒロチカが、前の住人が残していった「七輪」を発見します。

    「これで昔ながらの野菜・魚介BBQをやったら最高では?」と閃き、コースメニューを思索。

    後半は、「七輪」の歴史を勝手に深掘り。江戸時代の人々がさっと取り回す『スマートモバイル熱源』としての面を発見します。
    現代のタイムパフォーマンスから少し離れて、ゆったりとした時間の豊かさを七輪のこもり火とともに見つめ直す回です。


    町田ヒロチカのMind Backpackingは毎週水曜18:00頃更新。


    補足: 江戸の七輪と今の七輪は全く異なるもの。 江戸の七輪は浅い皿型(皿七輪)で、たどん専用。木枠で囲いがあった。今のバケツ型の深い七輪は明治以降の形。

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    13 分
  • #10 漂着物浪漫
    2026/05/13

    10回目のマインドバックパッキング。
    今回はひと足早く夏の気配を感じに、青森県・十三湖近くの「大澗海水浴場」へ。

    そこで出会ったのは、海に揉まれて角の取れたシーグラスや、時代も国境も越えて流れ着いた中国製陶器の破片たち。ただのゴミ拾いではない、ビーチコーミングのロマンを語ります。

    さらに、世界を騒がせた"漂着物の事件簿"もピックアップ。

    ・25年以上イギリスの海岸に届き続けるおもちゃ

    ・海洋学を変えた、2万8000個のアヒル隊漂流記

    ・浜辺の石ころが3億円。究極のお宝「龍涎香(りゅうぜんこう)」の見分け方

    「意味のないもの」にストーリーを見出すことで、価値が生まれる。ゴミか宝かは、あなたの目が決めることなのかもしれません。

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    15 分
  • #9 22万キロの賭け
    2026/05/07

    第9回目のマインドバックパッキング。

    5年前、神奈川県逗子市に住んでいた頃、免許もないのに22万キロ走った1997年式のスバル・サンバーディアスクラシックを助手席で試乗して即決した町田ヒロチカ。

    客観的に見れば無謀な買い物だったが、買った時の想定を超える展開が続く。そこから「形から入る」ことが機能する条件があることに気づき、そのエッセンスとは何かを、守破離・アフォーダンス・外適応の3つの力から考えます。あなたが「先に買って良かったもの」と「買って放置したもの」の分かれ目にも通ずるものがあるのではないでしょうか。

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    15 分
  • #8 人間と自然の境界線
    2026/04/29

    僕たちが愛しているのは「自然」ではなく、誰かがメンテした「自然」だった。

    第8回目は、山菜に魅了された僕が、甥っ子とアブの大群に襲われて気づいた人間と自然の境界線について考えます。
    江戸時代に生まれた「里山」という言葉の正体、そして原生林には生えないマツタケの秘密。
    人間が自然に「手を加える」ことの本当の意味について、境界線を歩きながら考えました。
    田舎の原風景の脆さと美しさは、未来に生きる僕たちの手元に残っているのだろうか。

    そして、皆さんが想像する「理想の自然」の境界線は、どこにあるだろうか。


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    17 分
  • #7 脱魔術化論
    2026/04/22

    第7回目のマインドバックパッキング。

    子供を観察していると、自分が大人になるにつれてどこかに置いてきた欠片のヒントがあちこちに落ちていることに気づく。

    子供がペンを握ればトマトは虹色にもなれる。眠ることは暗闇へのバンジージャンプであることを忘れた大人。

    「こうであるはず」で固められた鉄の檻の鍵はまだ存在していたのです。

    100年前にドイツの社会学者マックス・ヴェーバーが提唱した「脱魔術化」という概念を入口に、

    大人が世界の色を取り戻す方法について考えていきます。


    2026.4.24> 音質を改善して再公開しました。


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    12 分
  • #6 サンフランシスコの超一等地に、なぜスラムが残り続けるのか
    2026/04/15

    第6回目のマインドバックパッキングは、旅の終着地サンフランシスコ編。 「安全」をめぐるヒリヒリした実体験から、街の歴史の深淵へ向かいます。車上荒らしを避けるための「安全コスト」の衝撃、防弾ガラス越しにチェックインした「ゴッサム・シティ」の夜、テンダーロインの謎...なぜ超一等地にスラムが残り続けているのか?

    一見すると社会悪に見える景色は「巨大なシェルター」だった。日本の治安の良さを再確認し、8日間の旅を締めくくる「答え合わせ」の回です。

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    15 分